家具屋さんのスケジュールの関係で大幅に時間を要しました
がやはり簡単な作業ではなかったですね。
組み立て始めて気が付く部分が多くありました。
また全てを無垢材仕様という訳に行きませんから当然針葉樹
合板で下地を組みそこに一分厚の付板をはりますから固定方
法も結構大変でした。
それでも最も大切な正面部分は桜の無垢材で仕上げ共材とな
る三面の付板も結構良い仕上がりとなりました。
まず下地材に正面ファブリックの貼り付け。
桜材の格子
側板は内部からビス止め
最後は天板と正面格子を取り付けます
ファブリックが皺にならないよう適度のテンションをかけボン
ドにて固定これほど手間を掛けた仕事でしたが建築家具屋さん
の価格は驚くほど良心的で友人も大満足でした。
やはり工作機器がふんだんにありますし白木祭壇や輿の作成ま
で制作している工房ですから腕は確かですね。
接合部分の誤差は紙一枚の隙間もありません。
家具屋の社長いわく「針葉樹合板を初めて使った!途中から
段々面白くなり最終仕上げではワクワクした」と。