アメリカ製ターンテーブルでJAZZを聴くとやはり「良いな~!」と感じます。
ところが周波数変換で使用していたCSEアイソレーション・レギュレーターが故障しやむなく
国産DDモーターを使用していました。
いろいろ考えた挙句ひらめいたのが「プーリーを自分で削ってしまえ。」です。
久しぶりにプレストを持ち込み
(下の写真、プーリーの上部が331/3、中央が45、下段が75回転です。
この45回転部分を削りなんとか33回転に近づけました。)
このほれぼれする真鍮、早速真鍮磨きで磨きます。
そしてこのプーリーをやさしく、そっと、そして少しずつ削っていきます。
とりあえず34~341/2回転くらいで落ち着かせ、これ以上削りすぎたら大変ですから。
また、この強力モーターによる対策も
やはり一般的な合板によるプリンスではどうしても振動を拾いやすいです。
だからモーターとアーム・ベースを分離したのですがそれでもと考え
1寸の厚みのある集成材2枚と中央部に7分のランバーコアをサンドイッチしました。
(周辺部を先にワトコ・オイルを入れた為見た目きたいないですね)
ランバーコアの中央部スリットはモーターの排熱用です。
そしてその音は
「わ~サーフェイス・ノイズが静かだな」 と感じました。
コンパクトなプリンスで剛性をかせぎ重量もそこそこ。
ところが問題も
それはモーターの熱の処理です。
下段の集成材と中央のランバーコアのモーター周りをもっと大きく取り排熱しないと
相当に熱くなりそうです。
今日は山口に出張だからウイーク・エンドにします。
真鍮のスパイクでもと思いましたがとりあえず真鍮の棚ダボをコーリアンで受けました。